コアラのこどもに会いに行こう

動物たちを間近で見られる動物園

同園は、比企丘陵の豊かな自然の中にあり、動物たちを観察したり、体験や遊びができたり、自然観察などが楽しめる公園で、1980年に開園されました。約 46ヘクタールの広大な敷地には、哺乳類 (コアラ、カンガルー、キリン、ナマケモノ、レッサーパンダなど)、鳥類、は虫類・両生類、家畜などが飼育されているほか、11月にはヤブイヌが初公開されました。動物たちを間近で見られるのも同園の特徴です。

体験コーナーは、放し飼いの動物たちと自由に触れ合えたり、ウサギやモルモットなどと触れ合える「なかよしコーナー」、ポニーやウマ(大人用)に乗れる「ポニー乗馬コーナー」(小人 200円・大人 300円)、ウシの乳搾りが体験できる「乳牛コーナー」、ペンギン・ヤギ・ポニーにエサがあげられるコーナー(有料)があります。「トクトクタイム」では、普段では聞けない話や、その時限りの体験ができるなど、楽しみがふえるかもしれませんね。

また、園内にある「こどもの城」は「ケヤキ大王と森のオーケストラ」、「マンモスの化石発掘体験」など、「動物と自然」をテーマに、体験しながら学べる施設です (小学生以上 100円)。さらに、「恐竜コーナー」には、高さ8メートルのブラキオサウルスをはじめ、大小20頭の恐竜がお出迎え。古代にタイムスリップした気分にさせてくれます。正門入口から東園を結ぶ蒸気機関車型自動車「彩ポッポ」も人気の乗り物です(3歳以上・1回 200円、フリーパス券(平日のみ)・1日 300円)。

定期的に体験教室やイベントを開催

同園では定期的に体験教室や企画、期間限定のイベントなども行われています。毎年恒例の「カピバラ温泉」(11月下旬～3月下旬)では、カピバラたちの入浴する姿が見られます。2015年10月に生まれた 4頭の赤ちゃんカピバラたちも加わり、賑やかなお風呂姿を楽しむことが出来ます。また、間近でカピバラを観察しながら足湯に入れる体験も人気です (1日 12名限定 / 1人 500円・カピバラタオル付き)。

「埼玉県こども動物自然公園」ではコアラだけでなく、様々な動物たちの赤ちゃんが生まれました。カピバラやフタユビナマケモノ、ヒメマーラ、パンパステンジクネズミ、チビフクロモモンガなど、出産ラッシュが続きました。そんな可愛らしい赤ちゃんたちと出会えるのも楽しみのひとつです。豊かな自然と四季折々の美しい花、そして、動物たちにきっと癒されることでしょう。