埼玉の自然に広がる童話の世界

飯能市にある「あけぼの子どもの森公園」は、子どもも、かつて子どもだった大人にも、特別な時間を過ごさせてくれる公園です。自然あふれる園内に一歩足を踏み入れれば、まるで童話の中のような世界が広がっています。

あけぼの子どもの森公園は「平成記念子供のもり公園」として国から指定を受け1997年に開園しました。豊かな自然に囲まれた園内を歩いていくと、そこはまるで夢の森です。

子どもの頃夢中で読んだ絵本の世界に迷い込んだような体験ができます。子ども劇場では遊ぶも良し、イベントに参加するも良し。あけぼの子どもの森公園には、テーマパークや遊園地とは違い、遊具はありません。「遊びに決まりがない」のがこの公園の魅力のひとつなんです。

自由な遊びが学びにつながる公園

あけぼの子どもの森公園では、子どもたちが遊びの創造者です。ブランコならブランコの遊び方、ジャングルジムにはジャングルジムの遊び方があるのがふつうの公園です。ですが、あけぼの子どもの森公園には、遊び方は「自由」です！　人を傷つけない、建物を壊したりしないといった最低限のルールさえ守れれば、遊びは子ども達が自分で考えていいのです。

子ども自身が限界にチャレンジしたり、遊びから危険を察知し、対処する力を養ってほしいという考えが背景にあるそうです。与えられた遊びを行うテーマパークとは違い、子どもと遊びを作り上げる新しい体験ができそうです。